制作と想い 上杉鷹山 ―「なせば成る」で米沢藩を立て直した藩主 山形県米沢市に、上杉鷹山(うえすぎ ようざん)という江戸時代の藩主がいました。破産寸前だった米沢藩を立て直した人として知られています。借金でつぶれかけた藩を継ぐ鷹山が米沢藩を継いだのは1767年、17歳のときでした。当時の藩の借金は20万両にのぼり、幕府に領地を返そうか、という議論が本気でなされるほど追いつめられていま...
制作と想い 紅花のこと ― 山形が日本一だった「紅」の色 山形県の県花は、紅花(べにばな)です。これは飾りではなく、歴史に根ざした選ばれ方をしています。山形は、日本一の紅花の産地だった江戸時代、最上川の中流にあたる村山地域は、肥えた土と朝霧の立ちやすい気候にめぐまれ、日本一の紅花産地に育ちました。その量は「最上千駄(もがみせんだ)」と呼ばれ、江戸時代後期の最盛期には、全国の紅...
制作と想い 最上義光と山形城 ― 山形の礎をつくった武将 山形市の中心に、霞城公園(かじょうこうえん)があります。ここはかつての山形城の跡で、入ってすぐのところで最上義光(もがみ よしあき)の騎馬像がむかえてくれます。山形城のはじまり山形城が最初に築かれたのは1357年。羽州探題として山形に入った斯波兼頼(しば かねより)によるものです。最上氏は、この斯波兼頼の子孫にあたりま...