NEW! 制作と想い 出雲大社と「むすび」 ― 縁結びは、恋愛だけの話ではない 島根県の出雲大社は、「縁結びの神社」として知られています。ただ、この「縁」は恋愛だけの話ではありません。「むすび」の力出雲大社の主祭神は、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)です。出雲大社によれば、大国主大神が結ぶ縁は、男女のご縁だけでなく、人を取り巻くあらゆるつながりのご縁だとされています。神話では、天照大御神が大国...
制作と想い ヒュッゲのこと ― 冬が長い国の、暮らしのウェルビーイング デンマークに「ヒュッゲ(hygge)」ということばがあります。ウェルビーイングを考えるうえで、よく引き合いに出される考え方です。心地よい時間、居心地のいい空間ヒュッゲは、デンマーク語で「心地よい時間」「居心地のいい空間」を指します。人とのつながりから生まれる、ほっとした幸福感、という意味あいです。このことばが使われるよ...
制作と想い ホスピタルアートのこと ― 病院にかかる絵が働くとき 病院にアートを取り入れる取り組みを「ホスピタルアート」と呼びます。絵で人を支えたいと考えているわたしにとって、はげみになる分野です。ホスピタルアートとはホスピタルアートは、病院の空間を、より快適で落ち着ける場所にするためにアートを使う取り組みです。飾られた作品そのものだけを指すのではなく、医療者・患者・つくり手・地域の...
制作と想い 音楽の力と、絵にできること ― 音楽療法から考える わたしは絵を描くとき、たいてい音楽を流しています。音と絵は遠いようで、どちらも「時間の中ではたらくもの」だと感じています。音楽の力について、調べたことを書きます。音楽療法という分野がある日本音楽療法学会は、音楽療法を「音楽のもつ生理的、心理的、社会的な働きを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動...
制作と想い アートと医療 ― 臨床美術と芸術療法のこと 絵を描くことは、楽しみや表現であると同時に、医療や福祉の現場でも使われています。「臨床美術」と「芸術療法」について、わかっている範囲で書きます。臨床美術(クリニカルアート)臨床美術は、日本で生まれたアートプログラムです。彫刻家の金子健二さんが中心となり、1996年に、脳外科医の木村伸さんや、ファミリーケアアドバイザーの...