
日本神話の「天の岩戸」に着想を得た一枚です。太陽の神が岩戸に隠れ、世界が暗くなる。でも光は消えたのではなく、姿を潜めていただけで、やがて岩戸はまたひらく。その「再び現れる光」を描きました。
画面の中央の赤は、日の丸であり、生命の鼓動であり、内側にある太陽です。その中心から、金・黄・白の層がいくえにも放射しています。まわりに重ねた緑や金は、大地や草木、水や風のめぐり。光がひとつだけで在るのではなく、この土地とつながっていることを表しています。
絵の具を重ねては削り、擦る。その手数の跡に、時間の積みかさなりを込めました。2025年の秋から年末にかけて、くり返し浮かんできた「天からまっすぐ差し込む光」のイメージから生まれた作品です。



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