
神社で「道開きの神」として案内されているのを、よく見かける神様がいます。猿田彦(さるたひこ)です。新しいことを始めるときにお参りする、という人も多い神様です。
天から降りる神を、道案内した
猿田彦は、古事記と日本書紀の両方に出てきます。天照大神の孫であるニニギノミコトが地上に降りるとき(天孫降臨)、その道案内をつとめた、とされています。
背が高く、鼻がとても長く、見た目は少しこわいと書かれています。案内を終えたあとは、伊勢の五十鈴川のほとりに鎮まった、と伝えられています。三重県の猿田彦神社が、この神様をまつる代表的な神社です。
分かれ道に立つ神
猿田彦は、もともと「岐(ちまた)の神」、つまり道が分かれるところに立つ神だったと考えられています。そこから、道そのものの神、旅の安全の神へと広がっていきました。
中世には、「さる」という音のつながりから、干支の申(さる)と結びつき、庚申(こうしん)の日の信仰ともつながっていきます。ひとつの神様に、いくつもの意味が積み重なっています。

進む方向を、示してくれるもの
猿田彦がしたのは、道を「つくる」ことではなく、「示す」ことでした。すでにある道の、どちらへ進むかを案内した。
熊野大社で、雪に呼ばれた話
山形県南陽市の熊野大社を訪れたとき、本殿のまわりにいくつも小さな祠が並んでいました。順にお参りしていくなかで、「幸神社」という祠の前だけ、なぜか自然と足が止まりました。ほかの祠では一瞬の挨拶だったのに、そこだけ、ほんの少し長く立っていたのです。
その瞬間、頭上からドサドサッと雪が落ちてきました。頭や肩にはっきりと感じるほどの雪でしたが、まわりの他の場所ではまったく雪は落ちていません。滞在中、それ以外の場所で雪が落ちることもありませんでした。
2026年は午年。馬は前進の象徴、そして雪は浄化や切り替えの象徴だと言われます。自分が午年生まれということもあり、この出来事は「もう次へ行く準備ができている」という合図のように感じました。
絵にも、その働きがあると思っています。壁にかかった一枚が、迷ったときに「こっちだったな」と思い出させてくれる。答えを与えるのではなく、方向を指してくれる。
わたしがオーダーアートを描くときも、あなたの進みたい方向を、色とかたちにして残すことを考えています。
Mermaid nao のオーダーアートは、あなたが自分の道を思い出すための一枚をめざしています。
参考:note「道開きの神さま/幸神社と猿田彦がくれた、2026年「午年」突破のメッセージ」(マーメイド ナオ)
【参考にした情報・引用元】
ウィキペディア(サルタヒコ)
コトバンク(猿田彦神)
Discover Japan(「猿田毘古神(サルタヒコ)」天孫降臨の道先案内人)
https://ja.wikipedia.org/wiki/サルタヒコ
https://kotobank.jp/word/猿田彦神-512504
https://discoverjapan-web.com/article/42055
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