上杉鷹山 ―「なせば成る」で米沢藩を立て直した藩主

山形県米沢市に、上杉鷹山(うえすぎ ようざん)という江戸時代の藩主がいました。破産寸前だった米沢藩を立て直した人として知られています。

借金でつぶれかけた藩を継ぐ

鷹山が米沢藩を継いだのは1767年、17歳のときでした。当時の藩の借金は20万両にのぼり、幕府に領地を返そうか、という議論が本気でなされるほど追いつめられていました。

鷹山はまず「大倹約令」を出し、自分の生活費をそれまでの7分の1に減らしました。食事は一汁一菜、着るものはすべて木綿にして、自ら手本を示します。

削るだけでなく、生み出す

倹約だけでは藩は救えません。鷹山は用水路の建設のような大きな事業を進め、養蚕、織物、陶磁器、和紙などの産業を育てました。最終的に米沢藩を支えたのは、養蚕と織物業でした。いまも米沢織として残っています。

「なせば成る、なさねば成らぬ何事も、成らぬは人のなさぬなりけり」という言葉は、この鷹山が残したものです。

山形の風景
鷹山が立て直した米沢藩は、いまの山形県置賜地方です ― Photo by Mermaid nao

遠い国からも尊敬された

アメリカの第35代大統領ジョン・F・ケネディが、尊敬する日本人として上杉鷹山の名を挙げた、という逸話があります。内村鑑三さんが英語で書いた『代表的日本人』を通じて、鷹山のことを知ったとされています。

小さく始めて、続ける

鷹山のやり方で心に残るのは、大きな号令の前に、まず自分の食事と服から変えたところです。手のとどく範囲から始めて、あとは続ける。

わたしも、絵の仕事を少しずつ育てているところです。一気に変わることは望めなくても、毎日机に向かい、一枚ずつ描いていけば、何年かで景色は変わる。鷹山の話は、そう思わせてくれます。

Mermaid nao のオーダーアートも、あなたが一歩を踏み出すための一枚をめざしています。


【参考にした情報・引用元】

ウィキペディア(上杉治憲)
米沢市上杉博物館[伝国の杜](鷹山シアター)
米沢観光NAVI(上杉鷹山)
マイナビ農業(ケネディも尊敬した上杉鷹山〜この人、この県!農業偉人伝 山形編)

https://ja.wikipedia.org/wiki/上杉治憲
https://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/yozan.htm
https://www.yonezawa-kankou-navi.com/person/yozan.html
https://agri.mynavi.jp/2018_06_21_29723/


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