
今日、南陽市赤湯にある烏帽子山八幡宮(えぼしやま はちまんぐう)へ行ってきました。桜で知られる場所ですが、この季節の静かな境内もよかったです。
町の人が、つくった神苑
この神社と、まわりの烏帽子山公園には、由来があります。明治のはじめ、赤湯は火事と疫病がつづき、温泉町のにぎわいが失われていました。
そこで地元の有志が講を組織し、みんなで力を合わせて、もとの茶畑や桑畑を買って開墾しました。たくさんの桜を植え、神社を中心とした大きな神苑をつくり、1883年に八幡宮を遷して鎮め、完成させています。
いまの烏帽子山千本桜は、およそ1000本、25種類。樹齢120年のソメイヨシノや、世界的にも珍しいエドヒガンの群生があり、「さくら名所100選」に選ばれています。町を立て直そうとした人たちの手が、140年かけて育った景色です。
継ぎ目のない石鳥居
境内には、大きな石鳥居があります。高さ10.75メートル。明治36年(1903年)に、裏山から切り出した凝灰岩で建てられたものです。日本記録認定協会から「日本で最も大きい継ぎ目なしの一本石の鳥居」として認定されています。日本一が、赤湯温泉のすぐそばにあります。
「継ぎ目なし」というのは、鳥居ぜんぶを一個の岩から彫り出した、という意味ではありません。柱などの大きな石材を、途中で石を継ぎ足さず、それぞれ一本の巨大な石から作っている、ということです。重機の少ない明治時代に、10メートル級の石材を切り出し、運び、立て、組み上げた。柱をよく見ると、本当に継ぎ目がないのがわかります。
しだれ桜とこの石鳥居の取り合わせは、桜の季節でなくても見ごたえがあります。
近くの双松公園(そうしょうこうえん)からは、米沢盆地を見わたせます。初夏にはバラ園がひらきます。

方角を、少し気にして出かける
わたしは出かけるとき、九星気学の方位を少し気にします。九月は、わたし(一白水星)にとって良い日や方角が多いと感じていて、この日も、良い方角の日を選んで足を運びました。
当たる当たらないというより、「今日はここへ行こう」と自分で決めるための、ひとつのものさしにしています。決めて動くと、その一日の受け取り方が変わります。
祈りと、風景をつくること
烏帽子山でいちばん心に残ったのは、桜そのものよりも、「衰えた町を、祈りと植樹で立て直そうとした人たちがいた」という事実です。
絵を描くことも、どこか似ています。すぐには効かないけれど、続けていれば、少しずつ景色が変わる。わたしがオーダーアートで一枚を描くのも、あなたのこれからの景色に、種を一粒置くような気持ちでいます。
Mermaid nao のオーダーアートは、あなたが前へ進むための一枚をめざしています。
【参考にした情報・引用元】
烏帽子山千本桜保存会(日本のさくら名所 百選の地)
烏帽子山八幡宮(烏帽子山公園 千本桜)
やまがたへの旅(烏帽子山公園)
南陽市観光協会
japaneserecords.org 日本記録認定協会(日本で最も大きい継ぎ目なしの一本石の鳥居)
https://japaneserecords.org/japanese-records/6839/
https://eboshiyama.com/
http://www.ne.jp/asahi/eboshiyama/hachimangu/custom8.html
https://yamagatakanko.com/attractions/detail_7511.html
https://nanyoshi-kanko.jp/event/
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