バリ島のチャナン・サリ ― 花を編んで、毎日捧げる

インドネシアのバリ島を歩くと、道ばたやお店の前、家の門先に、小さな四角い葉のカゴが置かれています。中には花が数輪。「チャナン・サリ(canang sari)」という、毎日の小さなお供えです。

小さなカゴと、花

「チャナン」はバリの言葉で小さなカゴ、「サリ」はエッセンス、魂を指します。ヤシの葉を編んだカゴに、花や供物をのせ、線香を添えて捧げます。

花の色にも意味があり、東西南北を守る神さまをそれぞれ表す、とされています。花は、捧げる人の心そのものを表すとも言われます。

毎日、つくって、捧げる

チャナン・サリは、特別な日のものではありません。バリ・ヒンドゥーの人々は、これを毎日つくり、家や店や道に捧げます。神々への感謝を示すためであり、その場所を守るため、そして自分の気持ちを整えるためだとされています。

一つひとつは数分でできる、ささやかなものです。けれど、毎日欠かさず手を動かして、花を選んで、置く。その繰り返しが、暮らしの流れをつくっています。

花
花を選んで、置く。毎日の小さな手仕事です ― Photo by Mermaid nao

感謝を、かたちにする習慣

心の健康の研究では、日々の中で感謝を意識する習慣が、幸福感を高めるとよく言われます。チャナン・サリは、その習慣を「花を編んで置く」というかたちで、毎日続けているようなものです。

頭の中で「ありがたい」と思うだけでなく、手を動かして、目に見えるものにする。わたしが絵を描くことも、根っこは同じかもしれません。受け取ったものを、色とかたちにして、外に出す。

Mermaid nao のオーダーアートは、その一回きりの、少し大きな「かたちにする」作業だと思っています。


【参考にした情報・引用元】

トラベル・スタンダード・ジャパン(バリ島のかわいすぎる供え物「チャナン」とは!?)
バリ島旅行専門店 GOH(チャナン サリ)
クラクラガイド(バリ島 ヒンドゥー教のお供え物ーチャナン サリ)

https://www.travelwith.jp/area/asia/indonesia/bali/topics/post-10893/
https://www2.garudaholidays.jp/glossary/culture/canang_sari/
https://blog.kura2guide.com/hindu-balinese-offerings-canang-sari/?lang=ja


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PERSONAL ORDER ART / BUSINESS ART

Mermaid nao(マーメイド ナオ)は、対話を通して受け取った想いを、色・形・光を重ねて一枚の原画にしています。描いているのは、命の可能性と美しさ。事業のご依頼であれば、その事業が大切にしている価値です。額装込みでお届けしています。

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