
寝室は、一日のはじまりと終わりを過ごす部屋です。夜、明かりを消す前。朝、目をあけてすぐ。ほかの部屋にくらべると、いる時間のほとんどは眠っていますが、そのぶん、起きているわずかな時間に目に入るものが、気持ちに残りやすい場所でもあります。寝室に飾る絵について、風水の考え方と、眠りにかかわる色の話をまとめました。
風水では、寝室は「充電する場所」
風水を紹介するCREXの記事では、寝室を「運気の充電ステーション」と呼んでいます。眠っているあいだに良い気を取り入れて、次の日に向けて力をためる場所、という考え方です。
色については、アイボリーやベージュ、オフホワイトのような、温かみのある明るい色をベースにするのが基本とされています。そこに、ブルーやグリーン、ピンク、イエローなどを小さく足していく考え方です。飾りものとしては、生き生きとした花のモチーフを、クッションやカーテン、アートフレームなどで取り入れる方法も紹介されています。ただ、細かいところは流派によって説明がちがうこともあるので、ひとつの考え方として参考にするくらいがよいと思います。
眠りの専門家がすすめる、やさしい色
風水とは別に、眠りの面からも、寝室の色についての話があります。睡眠コンサルタントの友野なおさんは、掛け布団カバーやカーテン、カーペットのように寝室の大きな面積をしめるものには、アイボリーや黄緑、水色、ピンクのような色を使うとよいとしています。そして「コントラストの強い色は避け、優しいトーンで統一しましょう!」と書いています。
イメージコンサルタントのテート小畠利子さんも、英国流の住まいづくりの本の中で、寝室の大きな面にはライトブルー、グリーン、ラベンダー、クリーム、グレーなど、心を落ち着かせる色をすすめています。赤は元気の出るエネルギーを出し、交感神経を刺激するといわれるので、寝室にはあまり使わないほうがよい、という考え方です。
ふたりのすすめる色は、風水でベースにするといわれる色とも、よく似ています。寝室に飾る絵も、やわらかい色やおだやかな色合いのものを選ぶと、部屋の落ち着きとなじみやすいのだと思います。
寝室に飾るときに見ておきたいこと
- ベッドから見える位置:横になったとき、起き上がったときに、どこが目に入るか。寝室の絵は、立って見るより、ベッドの上から見ることが多くなります
- 色の強さ:部屋の大きな面はやさしい色にして、絵の中に少しだけ好きな色が入っている、くらいがなじみやすいようです
- 夜と朝の光:夜はスタンドの明かり、朝はカーテンごしの光。両方の光で見てみると、その絵がいちばんきれいに見える場所がわかります
- 安全な飾り方:ベッドの真上に飾るときは、しっかり固定できる金具を使うと安心です
朝いちばんに目に入る一枚
寝室の絵は、眠る前に気持ちをしずめてくれるだけでなく、朝、目をあけて最初に会う一枚にもなります。わたしの絵を迎えてくださった30代の女性からは、「毎朝この作品を見てから活動しています」ということばをいただきました。「見るたびに、自分に必要なマインドセットが整う心地です」とも書いてくださっています。一日のはじまりに、自分のための一枚がそばにある。それは、とても心強いことなのだと思います。
オーダーアートでは、描く前に、その方のお話をうかがいます。寝室に飾る予定のときは、部屋の明るさや、ベッドからの見え方、夜と朝にどんな気持ちでその絵を見たいかも一緒にうかがって、色と大きさを考えています。ご自身や大切な方のための一枚はPERSONAL ORDER ART、会社や医院のための一枚はBUSINESS ARTのページにまとめています。
まとめ
- 風水では、寝室は「運気の充電ステーション」とされ、アイボリーやベージュなど温かみのある明るい色がベースとされる
- 眠りの専門家も、寝室の大きな面にはやさしい色をすすめ、強いコントラストや赤は避けるとしている
- 寝室の絵は、やわらかい色合いのものが部屋になじみやすい。花のモチーフもすすめられている
- ベッドから見える位置、色の強さ、夜と朝の光、安全な金具を見ておくと、毎日気持ちよく目に入る
【参考にした情報・引用元】
CREX(寝室の風水で運気アップ!やってはいけない配置と色10選を解説)
All About(ぐっすり眠れる「空間づくり」のポイント3つ)友野なお
幻冬舎ゴールドオンライン(やめたら『夫婦喧嘩』がなくなった…寝室に絶対使ってはいけない『色』)テート小畠利子
Mermaid nao 公式サイト(VOICES)

