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生命の歓びを呼び覚ます美の力と地域の調和
私は日々、大いなる愛と自らに与えられた使命の両立を願う方々に向けて、色彩と形のエネルギーをキャンバスに注ぎ込んでいます。私たちがこの世界に生を受けたのは、他でもなく幸せになるためであるという揺るぎない確信が、私の創作の全ての土台となっています。美しい表現から受け取る喜びや感動は、決して高尚で近づきがたいものではなく、私たちの生命を維持し、内面をふくよかに潤すために不可欠な根源的なエネルギーです。私が生み出す作品や発信するメッセージには、ご覧になる方々の存在そのものを、絶対的な価値として全肯定する強い祈りが込められています。
こうした表現の力が社会全体にもたらす明るい兆しは、日本各地の自治体が主導する新しい文化の動きからもはっきりと感じ取ることができます。私たちの心を躍らせる嬉しい知らせを3つ、ご紹介いたします。
1つ目は、群馬県の前橋市を中心市街地エリアとして、第1回となる「前橋国際芸術祭」が、2026年9月19日から同年12月20日にかけて開催されることが決定いたしました。「めぶく。 Where good things grow.」という美しいテーマを掲げたこの祭典は、アートと建築の力で都市生成の物語を紡ぎ出そうとする自治体と市民の熱い思いから生まれました。街の記憶を引き継ぐ建築群と、現代の表現が見事に交差し、都市そのものが一つの大きな生命体として呼吸を始めるような、心躍る特別な時間を私たちに約束してくれています。
2つ目は、東京都の墨田区が、「すみだ五彩の芸術祭」を2026年9月4日から同年12月20日にかけて開催することを発表いたしました。「発気揚々(はっきようよう)」というコンセプトのもと、江戸の歴史と現代が交差する超地域密着の都市型アートフェスとして誕生し、地域の人々と表現者が一体となって街の魅力を引き出す、大変意義深い催しとなっています。
そして3つ目は、新潟県佐渡市に関する嬉しい知らせです。観光のオフシーズンとされる冬の佐渡を舞台に、「さどの島銀河芸術祭2025 冬会期」が2026年1月23日から同年3月15日にかけて開催されています。現代アートと伝統的な能舞台、さらには郷土料理が融合した多彩なプログラムが展開されており、厳しい冬の寒さの中にも人々の心に温かな明かりを灯す素晴らしい取り組みです。
このように、美しいものに触れる場所が次々と活気づき、地域社会全体が私たちを歓迎してくれている一方で、日々の忙しさに追われる中、多くの方が心の奥底に言葉にならない思いを抱えていらっしゃいます。ご自身の人生における生きがいや生きている意義、そして喜びや感動を何よりも大切にしており、より自分らしい人生を心から楽しみたいと深く願っていらっしゃるのではないでしょうか。しかし、やるべきことや社会の複雑な仕組みに追われる日々の中で、ふと立ち止まって美しいものに心を震わせる時間が、少しずつ奪われているように感じておられるかもしれません。
この記事は、まさにそのような思いを抱くあなたのために書かれました。美しい表現の世界と、私たちの心身の調和であるウェルビーイングが、自治体やコミュニティという場を通じてどのように結びつき、生きる意味をいかに豊かに彩るのか。その秘密を紐解くことで、あなたは自分自身を深く肯定し、日常の中に溢れる生命の輝きを再び見出すことができるはずです。
ここで、日本を代表する優れた芸術収集家であった寺田小太郎氏の残した言葉をご紹介いたします。寺田小太郎氏は、自らの審美眼で集めた膨大な作品群を社会に還元し、そのコレクションが現在の美術館の礎となったことでも知られる人物です。彼は、美しいものを集め、後世に残すという行為の本質について、このように語っています。
「コレクションは造園と同じで、既存のものを集めたり組み合わせていくことで新しい世界を創り出していく。コレクションするということも創造的な営みではないかと思います」
彼は、財産を残すことの虚しさを感じ、最終的に自分の生きた証として残すべきものは芸術文化であるという強い思いを抱いていました。この言葉が示すように、自らの心が純粋に美しいと感じるものを集め、それを一つの空間や地域社会の中に配置していくことは、まさに新しい世界を創り出す創造的な営みそのものです。これは私たち一人ひとりの人生にも当てはまります。日常の中にある小さな美しさを見出し、それを心の中で大切に組み合わせていくことこそが、揺るぎない自分らしさを築き上げ、ウェルビーイングを高めるための最も力強い第一歩となるのです。
魂を満たす本質的な美意識と調和の概念
私たちが人生を豊かに生きる上で、表現とウェルビーイングという2つの要素は、決して切り離すことのできない深い関係にあります。美しい表現の世界に触れ、それをご自身の生活の一部にすることは、単に視覚的な快感を得るだけにとどまりません。それは、私たち自身の心と体が持つ本来の調和を取り戻し、生きていることへの根源的な喜びを実感するための極めて効果的な道筋なのです。
表現の本質とは、キャンバスに塗られた絵の具の重なりや、美しく彫り込まれた造形物という物理的な枠を超え、作者の命のエネルギーと、それを受け取る皆様の命のエネルギーが交差するやり取りの場です。そしてウェルビーイングとは、単に病気ではない状態を指すのではなく、皆様という存在そのものが絶対的な価値を持ち、心身ともに満たされ、生きる喜びに溢れている状態を意味します。この2つが結びつくとき、私たちは生命維持に不可欠なパワーを手に入れます。
論理や効率だけが重視されがちな現代において、理屈では説明できない純粋な感情は、枯渇しがちな内面を潤し、再び立ち上がるための温かな活力を与えてくれます。特に、自治体や地域社会という私たちの生活の基盤となる場所において、この美の力がもたらす影響は計り知れません。
かつて石川県の金沢市長を五期にわたって務め、芸術を通じたまちづくりに情熱を注いだ山出保氏の軌跡をご紹介いたします。
当時の金沢市は、他の多くの地方都市と同様に、中心市街地の空洞化という深刻な課題に直面していました。そこで山出保氏は、単なる商業施設の建設ではなく、まちに新たな賑わいを創出するための拠点として、現代美術館の建設を構想しました。しかし、その道のりは決して平坦なものではありませんでした。歴史ある都市に現代美術は似合わないという猛烈な反対意見が巻き起こり、周囲はまさに四面楚歌の状況だったのです。市が現代アートの作品を購入するたびに、あんなガラクタを買ってと厳しい批判を浴びることもありました。
それでも、山出保氏の信念が揺らぐことはありませんでした。彼は、まちの真の豊かさについてこのように語っています。
「都市というのは多様な芸術や文化があってはじめて豊かになります」
古い歴史だけを保存して停滞するのではなく、正統的な歴史に沿いながらも新しいものを融合させ、本物の価値を作り上げることこそが、都市に生命力を吹き込むと確信していたのでしょう。その強い思いから誕生したのが、2004年10月に開館した金沢21世紀美術館です。この美術館は、まちに開かれた公園のような美術館というコンセプトのもと、芝生の広場に囲まれた円形建築を採用し、正門を設けずに東西南北4つの入口から誰でも自由に入れるように設計されました。さらに、夜遅い時間帯でも無料開放部分に入ることができるという、徹底して市民に開かれた空間を実現したのです。
結果として、この美術館はアートを起点とするコミュニケーションの連鎖を生み出し、多様な感性が触れ合う場所として、まちの人たちとの間に深い関係性を育んでいきました。激しい批判にさらされながらも、多様な芸術がもたらす心の豊かさを信じ抜いた山出保氏の決断は、市民一人ひとりの心に眠っていた創造性を呼び覚まし、結果として金沢という都市全体に圧倒的な活気とウェルビーイングをもたらしたのです。彼のエピソードは、目先の効率や周囲の反対を越えて、魂を満たす本質的な美意識を貫くことが、いかにして人々の人生を豊かに彩るかを私たちに教えてくれます。
日常に美しさを取り入れる段階的な歩み
この豊かな生命のエネルギーを、私たちはどのようにして日々の生活や地域社会のつながりの中に取り入れていけばよいのでしょうか。それは、決して難解な知識を詰め込んだり、遠く離れた特別な場所へ行かなければならないということではありません。ご自身の住む地域や、日常の風景の中にある美しさに気付き、心と体の声に優しく耳を傾ける、段階的な歩みが必要です。
最初の段階は、ご自身の周囲にある何気ない風景や、地域が提供する文化的な環境に対して、評価や分析を手放し、ただ純粋な感覚で向き合うことです。多くの方は、素晴らしい表現を前にした時、この作品の歴史的背景を知らなければならないとか、自治体がどのような意図でこれを設置したのかと、頭で論理的に理解しようと力を入れてしまいます。しかし、そうした思考の力みは、本来受け取れるはずの純粋な感動を遠ざけてしまいます。
次の段階は、ご自身の心が動いたという事実をただ肯定することです。街角で見かけた小さな彫刻の丸みに心が安らいだり、地域の音楽祭から聞こえてくる音色に胸が高鳴ったりしたのなら、それはあなたの感性がそのエネルギーと完璧に共鳴した証拠です。その感情に優劣や正解はありません。ただ、心地よいと感じたその瞬間を、大切な宝物のように心の中で抱きしめてあげるのです。
このような段階的な歩みを通じて、かつて活力を失いかけていた島全体が、芸術の力によって生命の歓びを取り戻した歴史的な事例があります。香川県の直島町長を務めた三宅親連氏の軌跡です。
瀬戸内海に浮かぶ直島は、かつては日本の原風景が残る美しい島でしたが、時代の変化とともに人口減少と過疎化の波が押し寄せていました。そこで三宅親連氏は、この豊かな自然環境を活かし、直島に教育的な文化エリアを開発したいという壮大な夢を描きました。単に観光客を呼ぶための施設ではなく、島民の暮らしのそばに文化を根付かせ、地域のウェルビーイングを高めたいという強い願いがあったのではないでしょうか。
彼のこの思いは、企業理念として「よく生きる」を掲げる株式会社ベネッセコーポレーションの思いと深く重なり合いました。そして1989年7月、安藤忠雄氏の監修により直島国際キャンプ場がオープンし、この島におけるアートを通じた地域再生の物語が幕を開けました。その後、1992年には美術館とホテルが一体となったベネッセハウスが開業し、少しずつ島の中に現代アートの作品が設置されていきました。
三宅親連氏らが目指したのは、単に美しい作品を展示することではありませんでした。1998年からは、島民の暮らしのそばや集落の中にある古い空き家などを作品化する「家プロジェクト」が始まりました。暮らしのすぐそばに作品が置かれることで、地域に埋もれていた歴史や記憶が掘り起こされ、現代アートを通じて地元の人々と外から訪れる人々との間に温かな接点が生まれていったのです。
これらの地道な歩みは、2010年に始まる瀬戸内国際芸術祭へと見事につながっていきました。世界中から多くの人が島を訪れ、「こんな場所は他にない」と直島の魅力を語ってくれるようになり、島民の方々も改めて自分たちの住む場所の素晴らしさに気づくことができました。ある島民の方は、「人と、アートがある環境と、瀬戸内海の景色とがミックスした特別な場所。そんな直島ならではの価値と町を存続させたい」と誇りを持って語っています。
三宅親連氏が思い描いた夢は、段階的な歩みを経て、島民一人ひとりの心の中に「ここに生きている喜び」と圧倒的な自己肯定感を育みました。何もないと思っていた日常の風景の中に美しさを見出し、それを他者と共有することで、地域全体がウェルビーイングに満ちた豊かな空間へと生まれ変わったのです。このエピソードは、私たちが日常にアートを取り入れる過程が、いかにして人生に尽きることのない活力を与えてくれるのかを力強く証明しています。
表現の力がもたらす具体的な変化と豊かな人生への軌跡
表現という目に見えないエネルギーと深く対話することで、私たちの内面には穏やかで、しかし確実な変化が訪れます。それは単なる気分の高揚ではなく、ご自身の命の輝きを取り戻し、周囲との関わり方までもを変えていく根本的な変容の物語です。自らが抱える悩みや地域の課題に対して、アートを通じた対話を重ねることで、人々は生きる意味を再発見し、力強い行動の変化を生み出していきます。
この、表現の力がもたらす驚くべき効果を、都市の再生という壮大な規模で実証した歴史的な人物がいます。フランスのナント市長を務めたジャン=マルク・エロー氏の歩みをご紹介いたします。
フランス西部に位置する工業都市ナントは、かつて造船業で栄えた街でした。しかし、時代の変化とともに船が大型化し、造船の拠点が下流域へと移動したことで産業は衰退の一途を辿りました。そして1987年、ついに象徴であった造船所が完全に閉鎖されてしまいます。街からは活気が消え失せ、職を失った人々の心には深い絶望と無力感が重くのしかかっていたことでしょう。街全体が、未来への希望を見失っていました。
そのような困難な状況の中、1989年にわずか39歳という若さでナント市長に就任したのが、ジャン=マルク・エロー氏でした。彼は、この深く傷ついた街を立て直すためには、単なる経済対策や工場の誘致だけでは不十分であると悟りました。人々の心を根本から癒やし、再びこの街で生きる誇りを取り戻すためには、魂を震わせる表現の力が必要不可欠であると確信したのです。そこで彼は、芸術と文化を中心とした前代未聞の都市再生プロジェクトを実行に移しました。
彼は、かつて工場や造船所であった広大な跡地を無機質な更地にするのではなく、クリエーション産業を集約する拠点へと生まれ変わらせました。廃工場を魅力的な商業施設やアート空間として活用し、街全体の美しさを高めることで人口を増加させるという画期的な戦略を打ち立てたのです。さらに、ナント島以外でも「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」と名付けられた音楽祭を開催するなど、市民が日常的に質の高い表現に触れられる機会を次々と創出しました。
ジャン=マルク・エロー氏の取り組みは、ナントの街と人々に驚くべき変化をもたらしました。街の至る所にアート作品が設置され、住民は自分のペースで歩きながら、好きなだけ芸術を鑑賞できる環境が整いました。ナントは住民一人当たりの緑地の割合がフランスで一番広い都市となり、美しい自然と現代アートが見事に調和する空間へと変貌を遂げたのです。
市民たちは、街を散策しながらアートに触れることで、失われていた感情を少しずつ解放していきました。かつての造船所の跡地に誕生した巨大な機械仕掛けの象などのアートプロジェクトは、過去の工業の歴史と未来の創造性をつなぐ象徴となり、市民に圧倒的な感動と誇りを与えました。人々は再び笑顔を取り戻し、街には生き生きとしたコミュニケーションが溢れるようになったのです。結果として、ナントはヨーロッパで最も住みやすい都市として世界中から高く評価されるまでに至りました。
ジャン=マルク・エロー氏のエピソードは、自治体が美の力を信じ、人々の心に寄り添うことが、いかにして絶望の淵にあるコミュニティを救い、喜びに満ちた豊かな人生の舞台を創り上げるのかを見事に示しています。アートとの対話は、単なる街の装飾ではなく、人々の行動を変え、都市の運命をも根本から変容させる強大なエネルギーを持っているのです。

アートを日常に取り入れる際の気づきと心の整え方
アートやウェルビーイングをご自身の生活に取り入れようとする過程で、多くの人が無意識のうちに抱いてしまういくつかの思い込みがあります。ここで、ご自身の心をより自由に羽ばたかせるために、それらを優しく解きほぐしてみましょう。
よくある疑問の一つに、素晴らしい表現を楽しむためには、特別な知識や鋭い感性を持っていなければならないのではないかというものがあります。あるいは、自治体が推進するような文化活動や芸術的な空間は、限られた余裕のある人たちだけのものであると思い込んでしまう方もいらっしゃいます。しかし、人間の感情は、その日の体調や心の状態によって常に揺れ動いています。ある日には全く心に響かなかった色が、別の日に見ると涙が出るほど美しく感じられることがあります。ご自身の反応を評価したり、他人の基準に合わせようとしたりするのではなく、今日はそういう状態なのだなと、ご自身の感覚を優しく受け入れるゆとりを持つことが何より大切です。
この、美しさを楽しむ権利は決して一部の人々のものではなく、すべての人が等しく享受すべきものであるという真理を、今から200年以上も前に実践した歴史的な人物がいます。江戸時代後期の優れた政治家であり、白河藩主であった松平定信氏の軌跡をご紹介いたします。
1801年、松平定信氏は現在の福島県白河市に、東西690メートル、南北370メートルにも及ぶ広大な湖を中心とした美しい庭園を築造しました。これが、現在では日本最古の公園とも言われている「南湖公園」です。当時、身分制度が極めて厳格であった時代において、美しい庭園は大名や一部の特権階級だけが楽しむ閉ざされた空間であるのが常識でした。しかし、松平定信氏はその常識を根底から覆し、この庭園に柵を設けることなく、一般の庶民にも広く開放したのです。
彼のこの画期的な行動の根底には、「士民共楽」という崇高な理念がありました。これは、武士も農民も商人も、身分の差を越えて誰もが共に美しい景色を楽しみ、心安らぐ時間を共有すべきであるという深い思いやりから生まれた言葉です。彼は南湖の湖畔に「十七勝・十六景」と呼ばれる見どころを設け、当時の有名な歌人たちに詩歌を詠ませて、自然と芸術が融合した豊かな空間を創り上げました。
さらに定信氏は、湖畔に「共楽亭」という素朴な造りの茶室を建てました。この茶室は、身分の上下なく平等に語り合うことができるようにと、敷居や鴨居を取り払った特別な造りになっていました。戦や疫病のない穏やかで平和な世の中(太平無事)だからこそ、人々とともに楽しむことができるのだという彼の願いが、この建築の細部にまで宿っていたのです。
松平定信氏のエピソードは、ウェルビーイングや芸術を通じた心の調和が、決して特別な知識や身分を必要とするものではなく、誰もが等しく分かち合うべき命の歓びであることを教えてくれます。ご自身が美しいと感じるものに触れ、それに素直に感動することは、誰に遠慮することもなく、あなた自身が心から楽しんでよい神聖な権利なのです。
命の歓びを呼び覚ます至高の実践と未来への展望
ここまで、自治体とアートがもたらす素晴らしい恵みと、生きる意味についてお話ししてまいりました。今回の内容を、ご自身の生活に定着させるための重要な視点を3つに集約いたします。
1つ目は、思考を手放し、感覚を信頼することです。美しいものに触れたとき、正解を探すのではなく、ご自身の心がどう動いたかを1番に尊重してください。その微かな心の震えが、命のエネルギーの源泉です。
2つ目は、地域という日常のささやかな瞬間に美を見出すことです。特別な場所へ行かなくとも、毎日の暮らしの中にある色彩や形に意識を向けることで、世界は驚くほど豊かな表情を見せてくれます。
3つ目は、ご自身の感情を否定せず、すべてを肯定することです。ポジティブな感情も、ネガティブな感情も、すべてがあなたという素晴らしい存在を形作る大切な要素です。表現を通じて、ありのままの自分を優しく抱きしめてあげてください。
これらの視点を日常に落とし込むための、今すぐにできる小さな行動の具体案をご提案いたします。明日、ご自身の住む地域のシンボルとなっている建物や、街角にある公園の木々の輪郭を、ただ30秒間だけ無言で見つめる時間を持つのも素晴らしい実践です。複雑な思考は手放し、その場所が持つ歴史や、そこで生きてきた人々の命のつながりが織りなす形を、ご自身の目でそっとなぞってみるのです。この時間が、あなたの意識を今この瞬間に引き戻し、心に穏やかな安らぎをもたらす素晴らしい始まりとなります。
次に、人生の深い意味を見出す力を教えてくれる、漫画『葬送のフリーレン』の中に登場する素晴らしい名言をご紹介いたします。魔王を倒して世界を救った勇者であるヒンメル氏は、旅先での小さな人助けを決して惜しまない人物でした。なぜそんなに人を助けるのか、なぜ感謝の言葉や見返りを求めないのかと尋ねられた際、彼は優しく微笑みながら、自らの生きる意味について力強くこう語りかけました。
「生きているということは誰かに知ってもらって覚えていてもらうことだ。ほんの少しでいい。誰かの人生を変えてあげればいい。きっとそれだけで十分なんだ」
この言葉は、私たちが人生の転機や大きな変化の時期において、自分の存在意義を見失いそうになったとき、自らの内側にある深い愛と、他者と関わり合うことの尊さを鋭く突いています。世界を変えるような偉大なことを成し遂げなくても、ご自身の周囲にいる誰かに寄り添い、ほんの少しの温かさを手渡すこと。それによって誰かの人生を少しだけ明るく変えることができたなら、それこそが最高に豊かな生き方であり、あなたの存在が誰かの心に永遠に刻まれる証明となるのです。ご自身の心が震えるような喜びを見つけ、その感覚を誰よりもご自身が信頼してあげること。それこそが、アートとウェルビーイングがもたらす最高の恩恵であり、私たちが目指すべき豊かな人生の姿に他なりません。
そして、あなたのこれからの旅路にさらなる彩りを添える、素晴らしい美術館を1つご紹介させてください。熊本県の中心部に位置する「熊本市現代美術館」です。
この美術館の最大の特徴は、街のど真ん中という極めてアクセスの良い場所に位置し、市民の巨大な居間として機能している点にあります。館内に一歩足を踏み入れると、国際的に活躍するアーティストたちの作品が、建築と一体化した形で至る所に設置されています。たとえば、無料で利用できるホームギャラリーの天井には、ジェームズ・タレル氏による「MILK RUN SKY」という光の天蓋が設置されており、毎日決まった時間になると光の色が変化し、まるで別世界のような神秘的な空間を作り出します。また、同じくホームギャラリーには、マリーナ・アブラモヴィッチ氏が手がけた、中にベッドが備え付けられていて寝ることもできるという非常にユニークな本棚があり、自分の心と静かに向き合いながら本の世界に浸ることができます。さらに、ふと通り過ぎてしまいそうな階段の下には、草間彌生氏による鏡張りのミラールームが設置されており、無限に広がる光の空間が私たちの五感を心地よく刺激してくれます。
さらにこの美術館は、2016年の熊本地震という未曾有の災害に直面した際、被災した市民や他の文化施設と緊密に連携し、創造的復興の拠点として多様なアートの活動の場を提供し続けました。発災からわずか数週間で一部を再開し、被災地の声を届けるパネル展や、文化財保護の現状を伝える展覧会を次々と開催することで、傷ついた人々の心に寄り添い、地域社会に希望の光を灯したのです。圧倒的な人間の創造力が生み出した空間と、どんな困難にも負けずに命を繋ごうとする人々の深い愛情。この2つが完璧に融合した熊本市現代美術館に足を踏み入れると、日常の喧騒は遠くへ消え去り、自分自身と深く向き合うための極上の時間が訪れます。ゆっくりと深呼吸をしながら館内を巡るだけで、心が洗われ、生命のエネルギーが静かに満ちていくのを感じるはずです。心と体が真の調和を取り戻し、地域社会と芸術の繋がりを確かめるための、一生に一度は訪れていただきたい素晴らしい聖地です。

最後に、あなたへ大切なメッセージをお伝えします。
愛と使命を両立するあなたへ。
私たちがこの世に生まれてきた理由は、
決して苦しんだり、人を恨んだり悲しんだり、傷つけ合ったりするためではありません。
命とは、喜びを味わうために生まれてきたものです。
命の温かさを感じ、知り、「生きててよかった」とほっとして、安心してニコニコ笑うために生まれてきたのです。
私たちは、絶対的に今世の命を楽しむべきなのです。
『愛のある場所でこそ、人は生きる力を得る。』
『人生とは、喜びという宝物を探す旅である。』
『温かな感情は体温を上げ、人を幸せへ導く。』
どうぞ忘れないでください。
『あなたは、神様がつくった最高傑作』です。
あなたの命が、これからも喜びというパワフルなエネルギーで満たされ、温かな笑顔とともに輝き続けることを心から願っています。

私は、「人は幸せになるためにのみ、この世に送り出された」という揺るぎない確信を持ったアーティストです。
愛や喜びは、抽象的な概念などではなく、私たちの「生命維持に不可欠な根源」だと考えています。
だからこそ、私のアートやメッセージには、あなたの存在そのものを絶対的な価値として全肯定するエネルギーを込めています。
あなたがいつも、大いなる愛と光に守られていますように。
そして、あなたの大切な命の時間が、たくさんの幸運と共にありますように。
nao
【参考情報、引用元】
- 公共R不動産(前橋国際芸術祭2026)
- PR TIMES(前橋国際芸術祭2026蜷川実花が主宰するクリエイティブチームEiM、渋谷慶一郎、山田紗子、サム・フォールズなど参加アーティスト、プロジェクト第一弾23組を発表)
- Tokyo Art Beat(東京・23区初の総合芸術祭 すみだ五彩の芸術祭 を2026年に開催)
- PR TIMES(区主催では23区初となる総合的芸術祭 すみだ五彩の芸術祭 を2026年に開催)
- 銀座・新潟情報館 THE NIIGATA(佐渡島でアートなひとときを 秋のにいがた)
- 佐渡汽船(初心者必見 佐渡島ごと美術館に? さどの島銀河芸術祭 の楽しみ方ガイド)
- artscape(コレクションを考える 1 コレクターを展示する:キュレーターズノート)
- note(名言との対話 11月18日。寺田小太郎 コレクションは造園と同じで、既存のものを集めたり組み合わせていくことで新しい世界を創り出していく。コレクションするということも創造的な営みではないかと思います)
- NTT東日本(金沢21世紀美術館はなぜ人が集う?片桐仁×鷲田館長 アートが地域に貢献できること)
- 小森たくお 公式サイト(特別対談 小森たくお×山出保 金沢の未来への提言)
- ベネッセコーポレーション(地域再生 日本の原風景が残る美しい島々を元気に。ベネッセアートサイト直島の歩みと今)
- 瀬戸内国際芸術祭2025(せとうちのしおり ベネッセアートサイト直島の歩み)
- 東京都・大田区のDX行政書士(ヨーロッパで最も住みやすい都市 ナントを訪ねて)
- Numero TOKYO(街全体が美術館!? フランス西部の街・ナントで現代アートを巡る旅)
- 白河観光物産協会(南湖公園 国指定 史跡・名勝)
- 白河市公式ホームページ(南湖公園 なんここうえん)
- ふくしまFM(南湖公園 白河市 音旅)
- ぐるっとまざーる(松平定信が身分の差を越え誰でも憩える 士民共楽 の理念のもと築造した、日本最古といわれる公園です)
- 青空文庫(グリム兄弟 ブレーメンの町楽隊)
- アニメイトタイムズ(葬送のフリーレン 名言・名台詞まとめ)
- 同志社校友会 沖縄県支部(葬送のフリーレン 第二考 勇者ヒンメル)
- 倉敷市立美術館公式ホームページ(美術館の歴史と建築)
- 熊本市現代美術館 CAMK(熊本市現代美術館 リニューアルの可能性)
- くまもとの文化(熊本市現代美術館)
- 熊本市現代美術館 CAMK(アートワーク)(熊本地震記録集)





