
自分以外の何者かに惑わされず、自分の心に嘘をつかず、自分の力を信じていられるように。
禍々しいもの、恐怖や不安、焦りや悲しみ、情報が錯乱する世の中で、それでも自分自身の軸を見失わずにいられるように。そんな願いを込めて描いた、私にとっても思い出深い一枚です。
作品に込めた想い
外からの声や情報に飲み込まれそうになるとき、いちばん大切なのは、自分自身の心の声に立ち返ること。この作品は、その「原点」に戻るための一枚として生まれました。
技法・色彩・表現
画面いっぱいに広がるオレンジから、中心に向かって光が放射するように色を重ねました。外側から内側へ、そして内側から外側へと巡るエネルギーを感じていただけたらと思います。
制作にあたって
どうかこの作品が、あなたが本来の自分に戻るための、そっとした後押しとなりますように。
同じ作品を再びお届けすることはできませんが、パーソナルオーダーアートでは、お一人おひとりとの対話を通して、あなただけの一枚を描かせていただきます。作品のご利用について
この作品にまつわる、読みもの
「原点回帰」という言葉
「原点回帰(げんてんかいき)」は、物事のはじまりや、いちばん大切にしていたところに立ち返る、という意味の言葉です。会社やお店、スポーツの世界でも、迷ったときや大きな変化の前に、よく使われます。
この作品は、外からの声や情報に飲みこまれそうになったとき、自分の心の声に立ち返るための一枚として生まれました。
情報があふれる時代に
わたしたちは、毎日たくさんの情報にふれています。総務省の『情報通信白書』でも、スマートフォンの普及とともに、インターネットを使う時間が年々のびていることが示されています。
便利になった一方で、ほかの人の意見や、まわりの声に、知らず知らずのうちに心がゆさぶられることも増えました。だからこそ、ときどき立ち止まって、「わたしは、本当はどう感じているのだろう」と、自分に問いかける時間が大切になっているのだと思います。
オレンジという色
この作品は、画面いっぱいに広がるオレンジから、中心に向かって光が放たれるように色を重ねました。
英語の「orange(オレンジ)」は、もともと果物の名前でした。果物のオレンジがヨーロッパに広まったあと、16世紀ごろから色の名前としても使われるようになったといわれています。それまで英語には、この色をあらわすぴったりの言葉がなかったのです。
夕焼けや、たき火の炎、実りの秋。オレンジは、あたたかさや、生きる力を感じさせる色です。
外側から内側へ、内側から外側へ
この絵では、外側から内側へ、そして内側から外側へとめぐるエネルギーを描きました。
自分の中心に戻ることは、世界から離れることではありません。自分の軸を取り戻したとき、人はまた、外の世界へ向かって、あたたかい光を放つことができます。
迷ったとき、この絵の中心を見つめて、あなたの原点を思い出していただけたらうれしいです。
【参考にした情報・引用元】
総務省(情報通信白書)
Oxford English Dictionary(orange)
