
『君の立つ場所に、いつでも希望がありますように。』
人は誰もが、自分の道を選び取る瞬間に迷いや葛藤を抱きます。しかし、その過程にこそ学びと発見があり、光と影の両方を受け入れることで、人生はより豊かに輝き出す。自分の中に眠る本当の強さを思い出し、何度でも果敢に人生へ挑むパワフルなエネルギーを、この一枚に込めました。
作品に込めた想い
人生の選択に迷っている方や、自分の価値を見出したい方へ。あなたの勇気とインスピレーション、豊かなエネルギーを引き出すためのアートです。
立ち上がる力こそが、人生を前へと進める原動力。たとえ迷いや不安があっても、それを希望へと変えていける力は、すでにあなたの中にあります。
コンセプト・背景
「人生の選択」と「内なる価値」をテーマにした作品です。自分の勇気と直感を信じ、最善の未来へ進んでいけるよう祈りを込めて描きました。
技法・色・視覚表現
明るい黄色やオレンジ、柔らかなピンク、緑や青などを幾重にも重ね、色彩の粒子がきらめくように画面を構成しています。多層的な筆致による光の広がりは、人生における「多様な選択肢」や「内なるエネルギー」を象徴しています。近くで見れば無数の点や揺らぎがあり、遠くから眺めると全体がひとつの調和を描き出す――その視覚体験そのものが、人の歩みの象徴でもあります。
制作にあたって
「答えは外ではなく内にある」というメッセージを、この作品に込めました。自分の中にある地図やコンパスを信じ、転びながらも何度でも立ち上がる力こそが、人生を進むための本当の強さ。
ご覧くださる方が、自分自身の光をこの世界に存分に放つ勇気を取り戻し、迷いを希望に変えるきっかけとなりますように。
同じ作品を再びお届けすることはできませんが、パーソナルオーダーアートでは、お一人おひとりとの対話を通して、あなただけの一枚を描かせていただきます。作品のご利用について
この作品にまつわる、読みもの
希望は、心理学でも研究されている
「希望」というと、ふわっとした気持ちのように思えるかもしれません。けれど心理学では、希望は大切な研究テーマのひとつです。
アメリカ・カンザス大学の心理学者C・R・スナイダーは、1990年代に「希望理論」を提唱しました。スナイダーは、希望を、ただ「よくなるといいな」と願う気持ちではなく、次のふたつがそろった状態だと考えました。
- 道すじ(パスウェイ):目標にたどりつくための道を、いくつも思い描けること
- 意志の力(エージェンシー):その道を進んでいこうとする気持ち
ひとつの道がふさがっても、別の道を見つけられる。そして、歩いていこうと思える。それが、スナイダーの考える「希望」です。
選択肢がたくさんあるということ
この作品《希望の唄》では、明るい黄色やオレンジ、やわらかなピンク、緑や青を幾重にも重ね、色の粒がきらめくように描きました。光の広がりは、人生のさまざまな選択肢をあらわしています。
道はひとつではない。そう思えるだけで、心は少し軽くなります。スナイダーの希望理論が伝えてくれるのも、まさにそのことです。
希望は、育てていける
スナイダーたちの研究では、希望を高く持っている人ほど、勉強やスポーツ、体と心の健康など、さまざまな面でよい結果を示す傾向があることが報告されています。そして希望は、生まれつき決まったものではなく、目標を小さく分けたり、いくつもの道を考えたりすることで、育てていけるものだと考えられています。
あなたの中で鳴る、希望の唄
歌は、口ずさむたびに、心に灯りをともしてくれます。
この絵を見るたびに、あなたの中で静かに鳴っている希望の唄を、思い出していただけたらうれしいです。
【参考にした情報・引用元】
Snyder, C. R. ほか(The will and the ways: Development and validation of an individual-differences measure of hope/Journal of Personality and Social Psychology, 1991)
Snyder, C. R.(Hope theory: Rainbows in the mind/Psychological Inquiry, 2002)

