
山形県には「最上川」という大きな川が流れています。この川だけを、生涯かけて描き続けた画家がいました。洋画家の真下慶治さん(ましも けいじ)です。
最上川に立ち続けた画家
真下慶治さんは1914年、山形県最上郡戸沢村津谷に生まれました。最上川の景色を描き、晩年まで川べりに立ち続けたと伝えられています。
同じ川でも、季節、時間、天気で表情はまったく変わります。ひとつの対象をずっと見続けることで、かえって見えてくるものがあったのだと思います。
最上川美術館(真下慶治記念館)
真下慶治さんの作品は、村山市大淀にある「最上川美術館(真下慶治記念館)」に展示されています。最上川の三難所のひとつ、大きく蛇行する部分を見下ろす高台に建っています。
2004年に村山市市制50周年の記念事業として「真下慶治記念美術館」の名で開館し、2016年から「最上川美術館」に名前が変わりました。ラウンジからは、絵に描かれたのと同じ最上川の流れを見わたせます。

ひとつを見続けること
わたしはいろいろな人のために絵を描くので、真下慶治さんとは制作のかたちが違います。それでも、「同じものを見続ける」という姿勢には惹かれます。
一枚の絵を仕上げるあいだ、わたしはその方のことを何度も思い返します。見続けることでしか届かない場所がある、というのは、川を描き続けた画家から教わったことのひとつです。
Mermaid nao のオーダーアートも、一人の人をじっくり見て、一枚に落とし込む仕事です。
【参考にした情報・引用元】
村山市(最上川美術館)
真下慶治さん−現場で描き続けた洋画家− 公式ホームページ
やまがたへの旅(最上川美術館)
やまがた景観物語(最上川美術館 真下慶治記念館から見る最上川の流れ)
https://www.city.murayama.lg.jp/kurashi/gakko/bunka/mogamigawa_artmuseum.html
https://www.massimo-k.org/
https://yamagatakanko.com/attractions/detail_2481.html
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