「崖の上のポニョ」は、2008年に日本で公開されたスタジオジブリの長編アニメーション映画。
宮崎駿監督の映画です。
ストーリーが私の好きな童話の「人魚姫」に少し似ていたので視聴してみました。
ざっくりあらすじ
- 魚の女の子・ポニョ、家出する
- 家出の途中、ビンに頭を挟む
- ポニョを人間の男の子・宗介が助ける
- 2人はお互いを大好きになる
- ポニョ、父・フジモトに連れ戻される
- ポニョ、父の魔法瓶を破壊し再び家出
- 魔力を得たポニョ、世界の脅威となる
- ポニョ母・グランマンマーレが登場する
- 「ポニョを人間にし魔力を失くす」と言う
ここが「人魚姫」に似ている
ポニョ母・グランマンマーレが古い魔法でポニョを人間の女の子にしますが、宗介がポニョを好きじゃなくなったらポニョは泡になって消えてしまうという設定でした。
ちなみに私は本作を観る前にYouTubeで
岡田斗司夫さんの解説を聞いていたのですが
そのせいか視聴中、ずーっと
岡田斗司夫さんのお顔が頭から離れませんでした。笑
これ、実はグランマンマーレのおっぱいなんですよ!巨大な乳が迫って来ているんですよ!
とか嬉しそうに言うから面白くて、、笑
ジブリが好きな方はぜひ♪
人魚度:no star
人魚度は、今回はなしです。
人魚姫と設定が少し似ていますが
私の好きな人魚姫ではなかったです。
ポニョの正体も、色々な説がありますよね。
先ほどの岡田斗司夫さんYouTubeでは
ポニョの母・グランマンマーレはチョウチンアンコウじゃないか?と仰っていたり
(だからポニョも、、?)
ネットではカエルとか金魚とかおさかなの子とされていたり
映画の中では半魚人、と言っていたり。
いずれにせよ
人魚姫だ!という感じはありませんでしたね。
ポニョの名前の由来
ポニョの名前は、宗介が付けました。
リサ!この子、ポニョって言うんだよ。
ぽにょってしているし、魔法が使えるもん!
ポニョが舐めたら、ケガが治ったんだよ。
今回じっくり作品を視聴するまで
ポニョの名前の由来を知らなかったので、
まさかのそのまんまネームでびっくりしました。
nao
赤雑巾とかじゃなくて良かったですね。
ポニョの本名は「ブリュンヒルデ」と言います。
ポニョ、宗介すきー!
ポニョ、人間になるー!
ポニョ、手ーほしー!
足こんなのやだあー!
宗介みたいな足ほしー!
まだ完全な人間になっていない
ヒヨコのようなポニョも可愛いです。
津波の描写がちょっとこわい
宗介をはじめ
大体みんなポニョを可愛いと言いますが、
「ひまわりの家」のトキさんだけは
ポニョの事を怖がります。
あたしにも見しとくれ。
ヒェー!やだ!人面魚じゃないかあ!
早く海に戻しとくれ、津波を呼ぶよお!
人面魚が浜に上がると津波が来るんだ。
昔からそう言うんだよお!
魔力を持ったポニョが
宗介を探すために海を生き物のように変え
それが津波として描かれているのですが
大人の私が見てもそのシーンはちょっと怖かったです。
宗介が大好きで真っ直ぐなのは
ポニョの可愛いところですが
街や他人を大変な目に巻き込むのは勘弁してほしいですね。
他、
宗介が何度も海にのまれそうになるシーンも若干の恐怖を感じました。
※
「崖の上のポニョ」は全体を通して海や水の脅威を感じてしまうところがあるので、苦手な方はご注意ください。
ジブリが描く自然の怖さって生々しくてリアルですよね。
nao
その技術は本当に素晴らしいです。
ポニョ母・グランマンマーレとの契約
宗介さんですね。
〈こんにちは、ポニョのお母さん?〉
はい。よくポニョを連れてきてくれましたね。ありがとう。宗介さん、ポニョは人間になりたくて、魔法のフタを開けてしまいました。人間になるには、ポニョの本当の姿を知りながら、それでも良いという男の子が要るんです。
あなたは、ポニョがお魚だったのを知っていますか?
〈うん。〉
ポニョは、あなたの血をなめて半魚人になったんです。
〈そうかあ〜!ポニョはね、僕の怪我をなめて治してくれたの。それで半魚人になったのかぁ。〉
ポニョの正体が半魚人でも良いですか?
〈うん!僕は、お魚のポニョも、半魚人のポニョも、人間のポニョも、みんな好きだよ!〉
人間になりたいポニョと
魔力をなくす為にポニョを人間にしたい母グランマンマーレ。
しかしポニョが人間の男の子に愛されていなければ
ポニョは泡になって消えてしまいます。
先ほどの台詞はそんな、
シリアスな場面で交わされるのですが、
宗介の
僕は、お魚のポニョも半魚人のポニョも人間のポニョも、みんな好きだよ!
という台詞に思わずグッときてしまいました。
nao
ピュアな心が美しいです。
ジブリ飯!ラーメンがそそる
「崖の上のポニョ」もジブリらしさが満載で
画が最高でした。目が喜びます。
特に
- 宗介とポニョがラーメンを食べるところや
- ホットミルクに蜂蜜を入れる時などの
食事シーンの画がとても素晴らしかったです。
シンプルな食べ物なのに
なんであんなに美味しそうに見えるのでしょうか。
nao
ポニョを見ると次回の食事が決まります。
ラーメンです。
他には
グランマンマーレが登場する場面や月などの、
黄金色が描かれているシーンの画も綺麗でした。
黄金色が本当に美しくて、うっとり見惚れてしまいます。
惚れ惚れポイントが沢山ある映画だなと感じました。
nao
グランマンマーレも美しいです!!
他におすすめしたい所は
劇中に古代魚が出てくるところです。
実在する生き物と架空の生き物が
沢山登場するので
生き物好きな方は楽しめると思います。
まとめ:トキさんがちょっと好き
ポニョの映画で私は
トキさんがちょっと好きです。
映画終盤、
ポニョ父・フジモトに敵対心をむけるトキさんがカッコいいんですよね。
気が強くて恐めのばあちゃんですが、
宗介をぎゅっと抱きしめたり
愛情深いところがあるトキさんが好きです。
ポニョと宗介のピュアさや
画やグランマンマーレの美しさ、
様々な登場キャラクターの愛に
たくさん癒される映画でした。
軽食などをご用意しながら
視聴してみてはいかがでしょうか。
(お腹が空く映画です。)
以上!
映画レポでした。
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