
アメリカのプロ野球、ワールドシリーズ。2026年はミルウォーキー・ブルワーズとタンパベイ・レイズの対戦になりました。この勝負に、両方の町の美術館が、モネの絵を賭けています。
負けた側が、モネを貸し出す
賭けをしたのは、ウィスコンシン州のミルウォーキー美術館と、フロリダ州セントピーターズバーグ美術館(MFA)です。負けたチームの町の美術館が、自分のモネを勝ったチームの町へ貸し出し、展示室で「勝利のお祝い」をしてもらう、という友好的な約束です。
ミルウォーキー美術館が出したのは「ウォータールー橋、陽光の効果」(1903年ごろ)。この美術館が持つ、ただ一枚のモネで、来館者にとても人気のある作品だそうです。
MFAが出したのは「国会議事堂、霧の効果」(1904年)。ふだん展示している部屋は11月21日まで閉まっていますが、ワールドシリーズの間は「レイズの応援のため」に、上の階で見られるようにしています。
10月25日の時点では、勝負の行方はまだわかりません。

絵が、町の話題になる
この話でおもしろいと思ったのは、ふだん美術館に行かない野球ファンにも、モネの名前が届いていることです。どちらの絵も、ロンドンのテムズ川の風景を描いた連作のひとつ。勝敗がつけば、一枚の絵が町から町へ旅をして、また新しい人に見てもらえます。
美術館が、町の人の楽しみや誇りと一緒になって、アートへの入り口を広げている。賭けという遊びを通して、絵が人の関心を集めているのだと思います。
会社に飾った一枚も、話題をつくる
会社の受付や社長室に飾った絵にも、似た働きがあります。お客様が「この絵は何ですか」とたずねる。社員の方が、その絵の前で立ち止まる。そこから、会社が大切にしていることの話が始まります。
BUSINESS ART は、経営者の方のお話を聞いて、事業の想いを一枚の原画にします。その絵が、会社の中と外をつなぐ話題のひとつになればと思って描いています。
Mermaid nao の BUSINESS ART は、事業の想いを描いた、世界に一枚の原画です。額装してお届けします。
【参考にした情報・引用元】
ARTnews(Prized Monet Paintings at the Center of Milwaukee Art Museum and MFA St. Petersburg’s World Series Wager)
MFA St. Petersburg(World Series プレスリリース)
Milwaukee Magazine(The Milwaukee Art Museum Is Betting Monet on the Brewers)
WUSF(This World Series wager is a real work of art)
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