
家の中で、毎日かならず通る場所が玄関です。朝、出かける前に靴をはくとき。帰ってきて、ほっと一息つくとき。お客さまをお迎えするとき。そこに一枚の絵があると、一日に何度も目に入ることになります。玄関に飾る絵をどう選ぶか、「玄関」ということばのはじまりと、風水の考え方、実際に飾るときに見ておきたいことをまとめました。
「玄関」は、禅のことばから
「玄関」は、もとは禅宗のことばです。辞書によると、「玄妙な道に入る関門」、つまり奥深い教えへと入っていく入口を意味していました。そこから禅寺の方丈(住職の住まい)の入口を指すようになり、武家の住まいの式台のある入口をへて、いまのように一般の家の入口を呼ぶことばになったそうです。
ただの出入り口ではなく、外の世界から、大切な場所へ入っていく境目。そう考えると、玄関に何を置くかを大事にしたくなる気持ちも、自然なことのように思えます。
風水では、玄関は「気の入り口」
風水の考え方では、玄関は「気の入り口」で、家の顔となる大切な場所だとされています。風水を紹介する記事や本では、玄関を明るく保つこと、ものを置きすぎず清潔にしておくことが、方角にかかわらず大事なこととしてよく挙げられています。
絵については、山をえがいた風景画や、花の絵がすすめられることが多いようです。玄関の方角によって合う色がある、という考え方もあります。ただ、絵を飾る位置や色の合わせ方は、流派や本によって説明がちがうこともあります。風水は昔から伝わる考え方のひとつとして、取り入れたいところを参考にするくらいがちょうどよいのかもしれません。
飾るときに見ておきたいこと
- 明るさ:照明が絵にあたるか。玄関は暗くなりやすいので、明かりの位置を見ておくと、絵の色がきれいに見えます
- 大きさ:壁にかけるか、靴箱の上に置くか。通る人の動きをじゃましない大きさだと、毎日の出入りが気持ちよく続きます
- 高さ:絵の中心を床から145cmくらいにするのがひとつの目安です(くわしくは絵を飾る高さの記事に書きました)
- 色:出かけるときと帰ってきたとき、両方の気持ちに合う色かどうか
玄関に飾ってくださっている方の声
わたしのオーダーアートを玄関に飾ってくださっている20代の女性から、こんなことばをいただきました。「玄関に飾っております。毎日私のオーラからパワーをいただいております。見たら体温が上がる絵、ときめく絵」。森をイメージしたグリーンの絵です。毎日通る場所だからこそ、その方の毎日のそばに、絵がいてくれているのだと思います。
オーダーアートでは、描く前に、その方のお話をうかがいます。飾る場所が玄関と決まっているときは、その玄関の明るさや広さ、毎日どんな気持ちでそこを通るのかも一緒にうかがって、色と大きさを考えています。ご自身や大切な方のための一枚はPERSONAL ORDER ART、会社の受付やエントランスに飾る一枚はBUSINESS ARTのページにまとめています。
まとめ
- 「玄関」は、禅宗の「玄妙な道に入る関門」ということばから来ている
- 風水では、玄関は「気の入り口」。明るく、清潔にしておくことが大事だとされる
- 絵は、山の風景画や花の絵がすすめられることが多い。くわしい決まりは流派によってちがう
- 飾るときは、明るさ・大きさ・高さ・色を見ておくと、毎日気持ちよく目に入る
【参考にした情報・引用元】
コトバンク(デジタル大辞泉「玄関」)
コトバンク(世界大百科事典「玄関」)
アットホーム(風水による玄関の運気アップ方法は?おすすめカラーやNGアイテムを徹底解説)2023年
楽天市場(【玄関の風水】方角ごとに色や置物は違う!鏡や絵、植物は何がいい?)
Mermaid nao 公式サイト(VOICES)

