
山形の中央に、出羽三山という三つの山があります。
羽黒山、月山、湯殿山。この三つをめぐる参拝は、昔から「生まれかわりの旅」と呼ばれてきました。
現在・過去・未来をたどる旅、という考え方です。
三つの山に、時間が割り当てられている
出羽三山への信仰では、それぞれの山に意味があります。
羽黒山は、現世の幸せを祈る山。「現在」にあたります。月山は、死後の安楽を祈る山で、「過去」。湯殿山は、生まれかわりを祈る山で、「未来」です。
江戸時代には、庶民のあいだで、この三つをめぐることが「生まれかわりの旅」として広まりました。羽黒山から入り、月山を越えて、湯殿山へ。現在から過去を通って、未来へ出る。そういう順路です。

一度、区切りをつけるということ
「生まれかわり」という言葉は大げさに聞こえるかもしれません。
実際に行われているのは、山を歩いて、いったん今の自分から離れ、また戻ってくる、というものです。過去を振り返って、未来に向きを変えるための、区切りをつける旅だと言えます。
宗教の枠組みを外しても、この構造は残ります。人には、今の続きから一度降りて、来た道を確かめ、これから行く方向を決め直す時間が要ります。
絵にも、区切りの働きがある
Mermaid nao のパーソナルオーダーアートは、対話でうかがった、あなたの過去・今・これから向かいたいほうを、色と形にして一枚にします。
過去があったから今があり、今があるから未来がある。その歩みすべてが尊いものだと思い出せる。そういう一枚を目指して制作しています。
出羽三山を歩けなくても、目に入る場所に一枚あれば、日々のなかで小さく「戻ってくる」ことはできます。額装を含めてお届けしています。
【参考情報、引用元】
羽黒町観光協会(出羽三山)
日本遺産ポータルサイト(自然と信仰が息づく『生まれかわりの旅』)
やまがたへの旅(出羽三山 参拝ガイド)
https://hagurokanko.jp/dewasanzan/
https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/stories/story020/
https://yamagatakanko.com/dewasanzan
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