金魚と暮らすこと ― 水を替えて、眺める時間

家に、金魚とタニシがいます。特別な種類ではなく、ごくふつうの金魚です。

水を替える

金魚の世話でいちばん多いのは、水を替えることです。濁るまで放っておくことはしないので、こまめに少しずつ替えます。水温や、餌の量にも気をつけます。

手間といえば手間ですが、慣れてしまえば数分で終わります。朝や夜の決まった時間に体が動くようになると、その日の流れの起点になります。

家の金魚
家の金魚とタニシ。眺めている時間に、ずいぶん助けられています ― Photo by Mermaid nao

眺めている時間

金魚を眺めている時間に、わたしはずいぶん助けられています。ひれの動き、水草のゆれ、光の差し込み方。見ているだけで、頭の中がすこし静まります。

絵の制作は、うまくいかない日が続くこともあります。そういうときに、水槽の前にしゃがんでしばらく見ていると、また机に戻れます。

生き物がいる暮らし

小さな生き物の世話は、自分の都合だけでは進みません。相手の状態に合わせて、こちらが動きます。その感覚は、人のために絵を描く仕事と、どこか似ています。

絵を続けていくために必要なのは、描く時間だけではありません。水を替えたり、金魚を眺めたりする時間も、同じくらい大事な土台になっています。

Mermaid nao のオーダーアートは、そういう日々の暮らしの中から生まれています。


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