
神社で「道開きの神」として案内されているのを、よく見かける神様がいます。猿田彦(さるたひこ)です。新しいことを始めるときにお参りする、という人も多い神様です。
天から降りる神を、道案内した
猿田彦は、古事記と日本書紀の両方に出てきます。天照大神の孫であるニニギノミコトが地上に降りるとき(天孫降臨)、その道案内をつとめた、とされています。
背が高く、鼻がとても長く、見た目は少しこわいと書かれています。案内を終えたあとは、伊勢の五十鈴川のほとりに鎮まった、と伝えられています。三重県の猿田彦神社が、この神様をまつる代表的な神社です。
分かれ道に立つ神
猿田彦は、もともと「岐(ちまた)の神」、つまり道が分かれるところに立つ神だったと考えられています。そこから、道そのものの神、旅の安全の神へと広がっていきました。
中世には、「さる」という音のつながりから、干支の申(さる)と結びつき、庚申(こうしん)の日の信仰ともつながっていきます。ひとつの神様に、いくつもの意味が積み重なっています。

進む方向を、示してくれるもの
猿田彦がしたのは、道を「つくる」ことではなく、「示す」ことでした。すでにある道の、どちらへ進むかを案内した。
絵にも、その働きがあると思っています。壁にかかった一枚が、迷ったときに「こっちだったな」と思い出させてくれる。答えを与えるのではなく、方向を指してくれる。
わたしがオーダーアートを描くときも、あなたの進みたい方向を、色とかたちにして残すことを考えています。
Mermaid nao のオーダーアートは、あなたが自分の道を思い出すための一枚をめざしています。
【参考にした情報・引用元】
ウィキペディア(サルタヒコ)
コトバンク(猿田彦神)
Discover Japan(「猿田毘古神(サルタヒコ)」天孫降臨の道先案内人)
https://ja.wikipedia.org/wiki/サルタヒコ
https://kotobank.jp/word/猿田彦神-512504
https://discoverjapan-web.com/article/42055
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