
『愛こそが唯一、時を越えて受け継がれる真実のエネルギーである。』
この世界の救いとは、愛を知る私たちすべての存在です。星の光や魂の光、愛のエネルギーが途切れることなく時を超えて放たれ続けるイメージを、この一枚に込めました。愛の本質を信じ、どんな状況の中でも光を選び続けようとするすべての方へ捧げる作品です。
作品に込めた想い
世界の救いとは、どこか特別な存在ではなく、愛を知り、愛を選ぶ私たち一人ひとりである。その普遍的な真理を、宇宙的なスケールの視点で表現しています。
光も闇も、人も生き物も、すべては地球に抱かれながら存在している。その大いなる包容力のもとで、愛だけが時を越え、永遠に受け継がれていく――作品全体には、ゆるぎない愛の力、調和への信頼、そして宇宙に守られているという深い安心感を込めました。
技法・色彩・表現
多層的な色彩を重ね、まるで無数の星々が巡り、光の粒が全方位へ放射されていくような視覚表現を目指しました。イエローとゴールドの光は永遠性と魂の輝きを、ブルーやバイオレットは宇宙の静寂と霊的次元を、ピンクや金、銀の粒子は愛と生命の振動が生きている証としてアート全体に脈打っています。色の粒子が循環し、絶え間なく瞬き続けるように見えるのは、エネルギーが止まることなく流れ続けていることを示しています。
制作にあたって
愛が世界の根源的な力であるという真実を、この作品を通して描きたいと願いました。どんな時も愛は消えず、どれほど闇が強く見えても、その裏側には必ず同じだけの光が存在します。
この作品が、愛というエネルギーが永遠に続き、未来へと連鎖していく感覚を、いつも優しく、力強く呼び覚ます存在でありますように。
この作品はすでに、ある方のもとへとお届けした一枚です。同じ作品を再びお届けすることはできませんが、パーソナルオーダーアートでは、お一人おひとりとの対話を通して、あなただけの一枚を描かせていただきます。作品のご利用について
この作品にまつわる、読みもの
金色に輝く絵画
この作品には、イエローとゴールドの光を多く重ねています。金色は、昔から「永遠」や「尊いもの」をあらわす色として、世界中の芸術に使われてきました。
金色の絵で特に有名なのが、オーストリアの画家グスタフ・クリムトです。1907年から1908年にかけて描かれた《接吻》は、本物の金箔を使い、抱き合う恋人たちを金色の光の中に描いた作品で、いまもウィーンのベルヴェデーレ宮殿に所蔵されています。クリムトのこの時期は「黄金様式」と呼ばれています。
日本の金箔と、金沢
日本にも、金を使った美しい芸術がたくさんあります。金閣寺、仏像、屏風絵、蒔絵。
その金箔の多くをつくっているのが、石川県金沢市です。金沢の金箔は、国内生産のほとんどをしめ、金を1万分の1ミリほどの薄さまで打ちのばす技が、職人の手で受けつがれています。「金沢の金箔製造技術」は、2020年、伝統建築工匠の技の一つとしてユネスコの無形文化遺産にも登録されました。
何百年も色あせない金の輝きは、まさに「永遠に続く輝き」の象徴です。
星の光と、時間
この作品のもうひとつのテーマは、星です。無数の星々がめぐり、光の粒が全方位へ放たれていく姿を描きました。
夜空に見える星の光は、何年も、何百年も、ときには何千年もかけて地球に届いています。いま見ている星の光は、ずっと昔にその星を出発した光です。わたしたちは星を見上げるとき、実は遠い過去を見ているのです。
あなたの中の、色あせない光
イエローとゴールドは永遠性と魂の輝きを、ブルーやバイオレットは宇宙の静けさを、ピンクはやさしさと愛を。この作品では、それぞれの色が重なり合い、どこまでも広がっていきます。
何百年も輝き続ける金のように、何千年も旅をしてくる星の光のように。あなたの中にも、時間がたっても色あせない光があることを、この絵が思い出させてくれたらうれしいです。
【参考にした情報・引用元】
ベルヴェデーレ美術館(Gustav Klimt, The Kiss)
金沢市(金沢箔)
文化庁(伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術、ユネスコ無形文化遺産)

