
『今日を、どう生きるのか』
その選択は、今この瞬間の自分に委ねられています。破壊と創造が同時に激しく渦巻く現代社会から着想を得て、混沌の中でもなお、自らの意志を信じ、希望を選び取ることの大切さを描いた一枚です。
作品に込めた想い
誰かや社会に決められるのではなく、自ら希望を選び、自分の光を放つことを求める方へ。
アートからのメッセージは、「今日を、自分の意志で生きる光を放て」。生きるか、死ぬように生きるか――その選択は、今この瞬間の自分に委ねられている。自分の本当の力を解き放ち、今日を自らの光で生きてほしいという願いを込めています。
コンセプト・背景
この作品は、内なる対話から生まれました。毎日の生き方は、他者によってではなく、自分自身との契約によって決まるという気づきから始まっています。人は逆境の只中でもなお、自分の意志をもって生き抜くことが大切であることを表現しました。
技法・視覚表現
幾重にも重ねた鮮やかな顔料――赤、金、緑、そして微光を帯びた白――が、希望と葛藤の両面を抱く生命のエネルギーを表しています。表面の質感は呼吸しているかのようで、絵に込められた感情が今にも飛び出してきそうな躍動を感じさせます。
制作にあたって
このアートは、ご覧くださる方それぞれの内面を映し出す鏡として存在します。見る角度や心の状態によって異なる表情を見せ、あなたの内なる意志と光を映し返してくれるはずです。
同じ作品を再びお届けすることはできませんが、パーソナルオーダーアートでは、お一人おひとりとの対話を通して、あなただけの一枚を描かせていただきます。作品のご利用について
この作品にまつわる、読みもの
「自分との契約」を結ぶということ
この作品《自分との契約》は、希望と葛藤の両方を抱きながら、それでも自分の生き方を選ぶ、という決意をテーマにしています。
人は、目標を立てても、なかなかその通りには動けないものです。心理学では、「目標を持つこと」と「実際に行動すること」のあいだには、大きなへだたりがあることが知られています。
「もし〜したら、〜する」と決めておく
そのへだたりを埋める方法として研究されてきたのが、ドイツ出身の心理学者ペーター・ゴルヴィッツァーが提唱した「実行意図(インプリメンテーション・インテンション)」です。
「健康になりたい」と思うだけでなく、「朝、歯をみがいたら、ストレッチを5分する」のように、「いつ・どこで・どうするか」を前もって決めておく。ゴルヴィッツァーとシーランが2006年にまとめた分析では、94の研究をもとに、こうした決め方が、目標の達成を大きく助けることが示されました。
自分と小さな約束を交わし、それを具体的な形にしておくこと。それは、まさに「自分との契約」です。
赤、金、緑、そして白
この作品では、鮮やかな赤、金、緑、そしてかすかな光をおびた白の顔料を、幾重にも重ねました。表面の質感は、まるで呼吸しているかのように、絵にこめた感情が、いまにもあふれ出しそうな姿をしています。
赤は情熱と命の力、金は尊さ、緑は成長、白は新しいはじまり。迷いや葛藤も、決意の一部として、すべての色が画面の中で生きています。
Dead or Alive
英語の作品名「Dead or Alive」は、「生きるか、死ぬか」という強い言葉です。けれど、ここにこめたのは、怖さではなく、「生きている、いまこの時間を、自分の意思で選ぶ」という覚悟です。
この絵を見るたびに、自分と交わした大切な約束を、思い出していただけたらうれしいです。
【参考にした情報・引用元】
Gollwitzer, P. M.(Implementation intentions: Strong effects of simple plans/American Psychologist, 1999)
Gollwitzer, P. M. & Sheeran, P.(Implementation intentions and goal achievement: A meta-analysis of effects and processes/Advances in Experimental Social Psychology, 2006)

