2004年に韓国で制作された映画です。
人魚は出てきません。
この作品も人魚=海女さんが出てくるパターンです。
やたらツバを吐く垢擦り屋のオバさまが出てきます。
nao
汚ったねぇです。笑
おしっこする時もドアを閉めません。笑
(そもそもドア無さそう、、)
おしっこする時もドアを閉めません。笑
(そもそもドア無さそう、、)
中間あたりまで泣き叫ぶ声や罵声などが多く気分を害しやすいです 。
以上の点がキツい方にはお勧めしない映画です。
ですがラストシーンの作りが最高です。
映画好きにはたまらない終わり方なのではないでしょうか。
Contents
人魚度:no star
人魚は出てこないので星なしです。
ですが人魚姫の本は一瞬出てきます。
若き日のパパが若き日のママにプレゼントした本が「人魚姫」 の絵本でした。
nao的おススメシーン
違和感の無い一人二役
主人公ナヨンと若き日の母、ヨンスンを演じているチョン・ ドヨンという女優さんが凄いです。
一人二役だとどうしても
nao
ン?
一人二役に見えない、、
まんま同一人物でしょ、、
一人二役に見えない、、
まんま同一人物でしょ、、
という違和感が出てきてしまいがちですが、
それを一切感じさせませんでした。
見事に演じ分けています。
双子を起用したのかな?と思うくらいです。
陽気で小さなオジサン
主人公ナヨンの母ヨンスンの弟ヨンホ。
主人公にとっては叔父さんのヨンホが、 タイムスリップ先で小さな男の子に。
その小さな男の子の時のヨンホがめっちゃ可愛いです。
陽気な歌に思わず微笑んでしまいます。
絵に描いたような瓶底メガネも面白さを引き立てます。笑
とにかく可愛いので小さなおじさんヨンホにもぜひ注目して観てく ださい。♪
1人の人間の尊さと歴史
雑で気も強く暴言ばかりの母ヨンスンを疎ましく思うナヨンでした が、
タイムスリップした先でそんなヨンスンにも複雑な生い立ちがある 事を知ります。
私ね
今度…今度生まれてくる時はね
お母さんと別れたくない
海にも潜りたくないし
他の子たちみたいに学校にも通って…
・
・
・
たまに空くて
やるせなくなって
すごく寂しくなるのはそのせいだって思ってた
捨て子だったからだってそう思ってたけど
そうじゃなかった会いたかったからなの
母さんの顔が恋しくて…劇中:若き日の母ヨンスンの台詞
若き日の母ヨンスンと、娘ナヨンの交流シーンも見どころです。
ひとつの家族の物語
お話し自体は暗く、
父が借金の連帯保証人になった行く末という
なかなかディープで残 酷なリアルが描かれておりますが
ラストにかけてがとても良い映画です。
この物語の良さはラストでやっと分かります。
nao
前半は暴言が耳障りでうるさいし、ツバ吐きのシーンなどでなかなかキツいのですが。笑
すまないな
わしのせいでー"すまない"
もう言わないで
"すまない"?
あんなことしておいて
何だいその有様は人並みの贅沢もしてないし
人様みたいな息子もいないんだ
ねばりにねばって
人より長生きしなきゃ
それなのに
何も手に入れないで死ぬの?
そんな姿見たくないんだよ
私の小言を我慢し続けたのにー劇中:病に倒れた父ジングクと母ヨンスンの対話
じわーっと心が動かされます。
ひと1人の人生をいくつも考えさせられるし、
ひとの人生の尊さを感じます。
まとめ:泣くわけないだろう
バカな子だよ
泣くわけないだろう
劇中:母ヨンスンの台詞
ストーリーの重さと俳優の演技力にすっかり引き込まれ、
観た後に感情を引きずるかと思いきや
最後は割と爽やかに幕を閉じます!
そんなにツラさを引きずらずに済みます。
nao
台詞が良いんでしょうね。
ひとつの家族のストーリーを観たという
ほどよい満足感のある映画です。
一人二役を完璧にこなしたチョン・ドヨンが素晴らしかったです。
以上!
映画レビューでした。