生きがい(IKIGAI)と、絵を描くこと

「IKIGAI」という言葉が、海外で広く知られるようになりました。

ただ、そこで語られている「IKIGAI」は、日本語の「生きがい」と、少し違う意味に変わっています。

その違いから書いてみます。

4つの円の図は、どこから来たのか

海外でIKIGAIを説明するとき、4つの円が重なったベン図がよく使われます。「好きなこと」「得意なこと」「世界が必要としていること」「収入になること」。その4つが重なる中心が生きがいだ、という図です。

この図は、もともと日本のものではありません。スペインの著述家がつくった「Purpose(目的)のベン図」が下敷きで、2014年ごろ、イギリスのブロガーが中心の言葉を「Purpose」から「Ikigai」に置き換えました。

2016年に出版された『IKIGAI: The Japanese Secret to a Long and Happy Life』が世界的なベストセラーになり、この図が広まったと報告されています。ウィングストン・ジャパン財団も、この図の出どころについて解説しています。

日本の生きがいは、もっと日常にある

4つの円の図は、生きがいを「仕事」や「成果」と結びつけて考えます。収入になることが条件のひとつに入っています。

日本語の「生きがい」は、そこまで大きなものではないことが多いです。朝のコーヒー、庭の花、子どもの寝顔。日々の中の小さな張り合いも、生きがいと呼ばれます。

神経科学者の茂木健一郎さんは、生きがいには小さな喜びを大切にする側面がある、と書いています。それが職業である必要も、誰かに認められる必要もありません。

山形の吹きガラス
山形の工房の吹きガラス。目が留まったものは、生きがいの一部です ― Photo by Mermaid nao

わたしにとっての生きがい

わたしにとっての生きがいは、描くことです。

それから、家族と過ごす時間。散歩の途中で目が留まった色。台所で揚げものの色が変わっていく瞬間。

大きな目的というより、その日をもう少し続けたいと思わせてくれるものたちです。それが集まって、次の一枚の色になっていきます。

一枚の絵と、生きがい

絵を一枚、暮らしの中に置くこと。それは、生きがいそのものではありません。

ただ、自分が何を大切にしているかを思い出させてくれるものが、目に入る場所にある。その助けにはなります。

Mermaid nao のパーソナルオーダーアートは、対話でうかがった、あなたの大切にしていることを、色・形・光にして一枚にします。額装を含めてお届けしています。


[Reference Information, Sources]

ウィングストン・ジャパン財団(海外で広がるIKIGAI理論の実像|四つの円モデルはどこから来たのか)
note/zenschool(日本の「生きがい」と海外の「IKIGAI」は別物だった)
日経ビジネス(生きがいがある人は知っている 人生で大切な4つの要素)

https://wingstone-japan.or.jp/archives/column/ikigaikoramu3
https://note.com/zenschool/n/n2cb71724ca57
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00087/020300157/


Related Articles

PERSONAL ORDER ART / BUSINESS ART

Mermaid nao turns the feelings received through conversation into a single original artwork, layering color, form, and light. What I paint is the possibility and beauty of life. For business commissions, it is the values your company holds dear. Every piece is delivered framed and ready to display.

See how ordering works See the Works

If you enjoyed this post,
follow us

to get the latest updates

Follow us on X

Recommended Articles