【人魚の森】人魚シリーズ第一弾!高橋留美子が描く八尾比丘尼伝説、不老長寿の肉
漫画は1984年から1994年にかけて不定期に連載された作品らしいです。
1話ごとに読み切りです。
  • 永遠に生き続けることの苦悩
  • 不老不死を求める人間の愚かさ
  • 命の意味
などがメインテーマとなっています。
この作品人魚は、
ディズニーのような優しく綺麗な人魚ではなく
恐ろしい化け物として表現されています。
ギャグやラブの要素はあまりなく
ホラーやサスペンス的な要素が強いミステリアスな世界観です。

 

 

第二弾人魚シリーズ

第三弾人魚シリーズ

Contents

人魚は笑わない

人魚の肉を食べて不老不死となってしまった湧太真魚の2人の物語です。
check!
漫画の初めに描かれている真魚や、
人魚がとても美しいです。
おっぱいが丸出しなのですが色っぽくて私の好みです。

nao
麗しい
ただ、
真魚を大切に育てるフリをしていた
おばばや村の女たちが豹変する姿はとても恐ろしく
夜ではなく日中に漫画を読むことをお勧めします。

nao
ちびります。
「人魚は笑わない」というタイトルの意味はラストで分かり、ストンと納得します。

nao
ちょっと哀しい感じ。
八尾比丘尼伝説そのままなので、
人魚の肉を食べて不老不死というお話しが好きな方は面白く読めると思います。

闘魚の里

陸の人魚と海の人魚、という珍しい設定が出てきます。
時は戦国時代
海賊の頭領の娘、鱗(りん)
病で倒れた父に代わり頭領をして幼い兄弟を養っていました。
ある日は、
鱗たちとは敵対関係にある海賊、逆髪衆の頭領の女房・砂(いさご)にハメられ
意識を失っていた湧太に出会います。
不老不死の妙薬とされる人魚の肉を巡り
  • 父を回復させたい鱗(りん)
  • 不老不死になり欲望を満たしたい逆髪衆
  • お腹の子の慈養としたい砂(いさご)
の思いが交錯する愚かさと苦悩が描かれています。
不老不死で永遠に生き続ける湧太を好きになってしまう鱗(りん)の恋も見どころです。

nao
ちょっぴり切ないです。
真魚は出てきませんでした。

人魚の森

真魚&湧太、再び登場。

nao
猫を可愛いがる真魚が可愛いです。
湧太は昼寝中
今まで起こった事や
鱗(りん)の事をに見ます。
湧太が起きた時には、
真魚は車に轢かれてしまい
運び込まれた病院で
医師に目をつけられてしまいます。
医師である椎名先生が惚れ込む神無木家に住む登和(とわ)
神無木家の敷地には人魚の死体が埋まっており
その事からその場所は
"人魚の森"と言われていました。
登和(とわ)は、見た目は若く美しいけれど
中身は同居人の佐和(さわ)と同じお婆さん。
  • なぜ登和(とわ)は人魚の肉を欲しがるのか、、
  • 登和(とわ)と佐和(さわ)の2人の関係と秘密は一体、、?
大病を患い、死の宣告を受けた姉を
なんとか回復させたかった妹が起こした悲しい終わりの物語
今までのどのお話しも、
妖怪のような人魚や絵がちょっとグロかったのですが
この作品のグロさもなかなかエグいです。
人魚塚に隠された人魚の死体(?)がキモチワルイです、、
人魚の生き血を飲んだ登和(とわ)右手が鬼の手のようになっており、
地獄先生ぬーべーを思い出しました。

nao
ぬーべーも結構コワイアニメですよね。
イケメン先生なので大好きですが。

肉なんか食ってみろ
どんなことになるか‥

ーあなたは生きてるじゃないの。この娘も。

‥会うまでに五百年かかったよ。
おれはずっと一人ぼっちだった。

種明かしの連続のような構成で
とても読み応えのあるストーリーでした。

まとめ:ホラー&シリアス!

妖怪、殺人、死体など
グロテスク描写が平気、または好きという方は楽しめると思います。
ラブストーリー要素はほとんど無く、ダークファンタジーです。
以上!
漫画レポでした。
第二弾&第三弾はこちら

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