1984年、日本で制作された映画です。
この作品では人魚=海女さんです。
夫を殺された新妻が殺人鬼となっていく様子が描かれています。 復讐劇です。
※どぎついエロとグロがありますのでご注意を。
Contents
人魚度:no star
人魚度はゼロで失礼します!
ファンタジー要素はもちろんゼロ、
人間のダークな世界のお話しです。
nao
負の感情のオンパレード!
ただ、このヒロイン海女の生命力と泳力がとんでもねえです!笑
前世は人魚だったんじゃないかな。
凄まじいパワーを持つ海女さんです。笑
nao的おススメシーン
新婚なのに夫が殺される
ヒロイン:みぎわが、 夫である啓介と事件の真相を探るために海へ出るのですが、
啓介が殺され海の中に落ちてくるシーンは本当にむごいです。
nao
若干トラウマになりそうな映像です。
check!
人間の血、身体の重さ、
海に沈んでいく感じが超リアルです。
一瞬息が出来なくなるような衝撃でした。
リアル過ぎて
- 啓介役の方はダイビング免許を持っているのだろうか?
- このシーンはどうやって撮影したのだろうか?
- 無事陸へ上がれたのだろうか?
など撮影の裏側が気になり出したほどです。
物語の状況を自分に置き換えて考えると辛過ぎて若干鬱になります。
あんな死に方を目の前で見てしまったら絶望してしまうでしょう、、
nao
辛、、、
映画を見終わったあともしばらくツライ感情を引きずりました。
新婚設定である事がより悲劇を強調させており視聴者の心を引き裂 きます。
ヒロイン女優が美しい
ヒロインのみぎわを演じている白都真理さんがとてもお美しいです 。
なんと言っても声が素敵!
ビジュアルはもちろんですが、 声だけで惚れ惚れしてしまうような魅力たっぷりの女優さんです。
check!
そしてこの映画にはヌードシーン、 セックスシーンもあるのですが超お脱ぎになっています。
セックスバイオレンス
過激なセックスシーンが2つほど出てきます。
- 亡き夫の友人:宮本祥平
- 原発関係者の男(祥平が送り込んだ)
どちらも雑なセックスです。
nao
獣的。
バッゴンバッゴン激し過ぎて痛々しいほどです。
point
白都真理さんフルヌードになりますが途中でモザイクがかかります 。笑
そこはちょっと面白いです。
ハードなセックスシーンの尺は長めです。
しかし乱暴過ぎてあれをしたいとは思いませんね。
おかずにはなりません。
優しい辰男じい
この物語で唯一心が温かくなるシーンです。
夫殺しの濡れ衣を着せられ離れの島に逃げてきたみぎわを世話する 老婆:のぶの夫の辰男じいちゃんが優しくてかっこいいです。
nao
少し前に観た映画、アトリエの春の男とは大違いです。
ばあさんのことを大事にしている辰男じいちゃんのシーンは大好き です。
バトルロワイヤルさながら
みぎわが原発関係者の男を殺してしまうシーンもエグいのですが
ラストの人間惨殺シーンは尺も絵もヤッバイです。
観てると感覚が麻痺するようです。
nao
ちょっとしたゾンビ映画よりエグいです。
人間:みぎわの方がコワイです。
人間:みぎわの方がコワイです。
ですがみぎわが最後に呟く、
「夫を殺したのは誰だ」
劇中:みぎわの台詞
という台詞にはぐっときます。
台詞が生きている感じがします。
すごく深みのある一言です。
まとめ:撮る側の熱意
エロとグロと悲劇にかける制作者側の情熱が凄く伝わる映画です。
nao
気合が画面に滲み出ているような感じがします。笑
憎しみのあまりヒロインが手のつけられない殺人鬼へと変貌してい く様を描いているので、
結末はとっ散らかっています。
見終わった後の爽快感はありません。
どうにもこうにもならないような行き場のない感情になります。
が、
昭和のエログロ映画と映画制作にかける情熱を感じられる作品なの で
気になる方はどうぞ。
ただ、やはりモザイクはいらなかったかなーと思います。笑
規制があったのかもしれませんが
モザイクは邪魔でした。笑
nao
集中力が途切れます。
すごく悲しくて、胸が痛くなる映画です。
過激さが凄かったです。
以上!
映画レポでした。