2017年、 アメリカで公開されたファンタジーロマンス映画です。
不思議な生物×人間の種を越えた愛という
ファンタジーやロマンスにとどまらず
政府の陰謀や闇、暗殺、同性愛、自慰行為、異種性行
など様々な要素と過激なシーンが盛り沢山の作品です。
面白おかしく下ネタを挟みながらエロとグロが生々しく描かれてい ます。
主人公のイライザ(サリー・ホーキンス) は耳は聞こえるのですが声が出せません。
その為、周囲の人とは手話で会話をします。
あのことについて話すなら
何を話そう?
そうだな いつの話かって?あれはハンサムな王子の時代が終わりに近付いた頃
場所を教えようか?
海には近いけれど他に何もない田舎町または そうだな‥
彼女について知りたい?
声を失った王女のことまたは警告しておこうか?
真実とー
愛と喪失の物語について
そして全てを壊そうとしたモンスターについて
Contents
人魚度:no star
この物語に出てくる生物は人魚という枠を越えくるビジュアルです 。
なんでしょうねあれは、、、
劇中で"神のようだ"と言われていますが
神なのでしょうかね。
人魚映画とは一言では言えない気がするので星のカウントは無しに しました。
映画の説明には半魚人、生物、と書かれています。
半魚人の見た目はお目目がクリクリでカメっぽくて可愛い です。
カメと仮面ライダーを混ぜて擬人化した感じです。
彼は不思議なパワーを持つ生物で、細胞が超回復したりします。
nao的おススメシーン
同僚ゼルダの下ネタ
主人公イライザ(サリー・ホーキンス) を温かく見守る同僚ゼルダ(オクタヴィア・スペンサー) が面白いです。
口を開けばほぼ下ネタです。
トイレ掃除をしながら
これを見て。ひどい
超エリートがオシッコを撒き散らしてる。
天井にもシミが‥どうやって?大きな便器が必要だわ
すごい技よねうちの亭主は大した男じゃないけど
70%の確率で命中させるわよ劇中:ゼルダの台詞
↑これはまだマシな方。
同僚ゼルダは下ネタが大好き
ガハハと笑う明るく豪快な性格で、
イライザにとても親切です。
ゼルダとのシーンは面白いので見どころのひとつです。
nao
ゼルダ好き。
ゲイの隣人ジャイルズ
ゲイの隣人ジャイルズ(リチャード・ジェンキンス) もお茶目で愛すべきキャラクターです。
- イライザと一緒にテレビを観てダンスをする可愛いジャイルズ
- 近所のパイ屋(不味い)のイケメン店員にフラれてしまい可愛そうなジャイルズ
- 半魚人に自分の禿げ頭を触らせ毛を生やそうとするジャイルズ
(半魚人が触れた部分は細胞が蘇ります。)
同僚ゼルダもそうですが、 イライザの周りには愉快で親切な人が沢山いて
その人間関係にほっこりします。
ノーハンドおしっこ野郎
おすすめ、、ではないですが
この物語に出てくる軍人ストリックランド (マイケル・シャノン)が究極の悪役です。
支配的で暴力的、とにかくバイオレンスが凄いです。
そして汚い。
ストリックランドが用を出した後
イライザが差し出したタオルを要らないと言い、
手を洗うのが用を出す前か後かで
その男が分かる。前後2回洗うのは軟弱な奴だ
劇中:ストリックランドの台詞
と威張ります。
nao
威張って言うことではないよな、、
ちなみにストリックランドはノーハンドでオシッコします。
のちにゼルダが陰で、「手を使わずに用を足す男」 とディスります。
ストリックランドはパワハラ、セクハラも酷いです。
喋れないイライザに
「お前の喘ぎ声が聞きたい」
劇中:ストリックランドの台詞
と迫ったり、
奥さんとのセックスも暴力的で嫌な感じです。
( 奥さんは喜んでいそうですが、、)
nao
いやだなぁ
こんな男‥
こんな男‥
半魚人やホフステトラー博士への暴行も
目を当てられないほどエグいです。
ストリックランドは、
最後の最後まで本当に見事な悪役です。
まとめ:指がもげたり腐ったり
ストリックランドは半魚人に指を切断され失います。
手術で接合するのですが段々とそれも腐ってきます。
注意
腐敗臭がしてきそうな描写になっているので、 苦手な方はご注意ください。
物語のストーリー展開は上手にまとまっているので
観た後のモヤモヤ感はありませんが
スッキリもしない映画でした。
nao
ほんのりじわーっと大人向けファンタジーを観たんだなあー‥
という余韻が残ります。
派手でキラキラ輝かしいラストではないですが
静かなじんわりハッピーエンド(?)です。
半魚人とヤってしまうイライザは凄いですが、
半魚人に魂で恋をするイライザはとても可愛いく美しかったです。
以上!
映画レポでした。